RiotのスタッフRiotBlueVelvetが6月12日、Redditのコメントでセット19でアンロック(Unlockables)メカニクスが復活することを公式に確認した。さらに「それ以降もずっと続ける計画」とまで明言しており、単なる一時的な復活ではなくTFTの恒久的な仕組みになる可能性が高い。
NA 1位経験者のAesah(@AesahTFT)も同日にこの展開を示唆するポストをしていたが、Riot公式スタッフの発言で確定情報となった。

- アンロックとは何か(セット16のメカニクスおさらい)
- 「以降もずっと続ける」という発言の意味
- なぜセット19なのか(Riot公式がセット17・18での不在を予告済みだった)
- セット19の全体像(音楽テーマ・2026年冬)
Riot公式の発言
RiotBlueVelvetはRedditにこう書いた。
(訳:アンロックはセット19で戻ってきます。そしてその後もずっと続ける予定です。拡張ロスターはTFTに大きなメリットをもたらします。今後の計画の一部として確実に続けていきたいと思っています)
「from then on out(それ以降ずっと)」という言い回しが重要だ。一時的な復活ではなく、アンロックをTFTの標準的な仕組みとして定着させていく意図がはっきり示されている。
そもそもアンロックとは?(セット16おさらい)
アンロックはセット16「Lore & Legends」(2025年12月〜2026年春)で登場したセットメカニクスだ。
▲ セット16「Lore & Legends」のキービジュアル(画像:Riot Games)
通常のTFTではショップに並ぶのは全チャンピオンのプールからランダムに引いたものだが、セット16では100体という過去最大規模のチャンピオン数を実現するためにアンロックという仕組みが採用された。100体のうち40体は最初からショップに登場せず、それぞれ固有の「解放条件」を満たすことで初めて出現するようになる。
・40体のチャンピオンそれぞれに固有の解放条件がある(例:「特定のトレイトのスター合計をX以上にする」「特定のアイテムを装備する」など)
・条件を達成すると次のショップで必ず1体引ける(右端のスロットに出現)
・一度解放されると、そのゲーム中はずっとプールに入り続ける
・欲しくない場合は買わずにいると出現頻度が下がる(完全には消えない)
・4コスト・5コストのアンロックは、解放プレイヤーが少ないほど出現確率が低めに調整される
アンロック限定で6体の7コストチャンピオンも実装。5コストと同じ機能だが、コスト表記を上げることで「達成の証」として機能する演出的な側面もあった。
評価は概ね好意的で、「プレイ中にミニ目標ができる」「ショップが整理されて見やすい」「RNG依存を下げて戦略性が上がる」という意見が多かった。Riot公式のセット振り返り記事(/Dev TFT: Lore & Legends Reviewed)でも「試みとして成功だった」と総括されている。
なぜセット19なのか——実は予告済みだった
「なぜセット17・18をスキップしてセット19なのか」と思うかもしれないが、実はこれはRiot自身が事前に予告していたことだ。
前述のLore & Legends Reviewed(2026年3月)の中で、開発チームはこう明言していた。
(訳:次の2セット(セット17・18)ではアンロックの復活は期待しないでください)
理由として「セット17・18では新しいシステムや復活メカニクスの探索に時間を使うため、追加チャンピオンのためのアンロック実装まで手が回らない」と説明していた。
つまり「次の2セットはお休み→その次で復活」という流れはすでに織り込み済みで、今回のRiotBlueVelvetの発言はそれが予定通り進んでいることの確認にあたる。
「以降も続ける」の意味——遭遇と同じ道
当サイトの過去記事でも触れたが、TFTにはオーグメントや遭遇のように「好評だったメカニクスを永続機能として定着させる」という流れがある。
遭遇(旧称:ポータル)はセット9(Runeterra Reforged)で初登場した「ゲーム開始時にそのゲームのルールが変わる」仕組みで、セット10のReview記事でMortdogが「オーグメントと同様、永続的なゲームの一部にする」と発表。当初は3択から全員投票で選ぶ形だったが、現在はランダムで1つ適用される形に変わり、名称も「遭遇」として今も全セットに搭載され続けている。今回のアンロックに対する「from then on out」という表現は、まさに同じ宣言だ。
・オーグメント:セット6で初登場 → 永続機能に
・遭遇(ポータル):セット9で初登場 → セット10のReviewで永続化決定
・アンロック:セット16で初登場 → セット19から永続化へ(今回の発言)
セット19の全体像
セット19は音楽テーマ。先代の音楽テーマセットは2023年のセット10「Remix Rumble」で、K/DA・HEARTSTEEL・True Damage・Pentakillなど多彩な音楽グループが登場しTFT史上でも人気の高いセットとして知られる。
▲ 音楽テーマの先代セット10「Remix Rumble」(画像:Riot Games)
セット19に向けてWhalenはこう語っている。「セット10でやりたかったけど当時の技術では実現できなかったことを試す絶好の場所になる」。単なる焼き直しではなく、セット10を超える内容が予定されているようだ。
・リリース時期:2026年冬
・テーマ:音楽。「世界中のメロディーに浸りながらグローバル音楽ツアーへ」(Whalen)
・セットメカニクス:アンロック復活・永続化開始(RiotBlueVelvet 公式確認)
・TFT Las Vegas Open 2026(12月)と時期が近い
・音楽グループとのコラボ:HEARTSTEEL・K/DA・True Damage・Pentakillなど既存グループの関与が期待される
・チャンピオン数:アンロックが入るなら100体規模になる可能性が高い
・セット10でできなかった「ユニットや盤面が曲のビートに合わせて動く」演出が実装されるかも
編集部まとめ
「復活」という言葉を超えて、アンロックはTFTの恒久的な仕組みになるということが今回の最大の発表だ。そしてそれは突然の方針転換でも何でもなく、Riot自身が3月のLore & Legends Reviewedで「次の2セットは休む」と予告したうえでの、予定通りの動きでもある。
音楽テーマ×アンロックの組み合わせは相性がいい。セット10の音楽グループをベースにすれば100体のチャンピオン枠はあっという間に埋まる。2026年冬のセット19、続報が出次第また取り上げていく。



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