TFTをプレイしていると「あのプレイヤー、試合中に構成情報どこで見てるんだろう」と思ったことはないだろうか。答えはオーバーレイツールだ。試合画面の上に情報を重ねて表示したり、配信画面に盤面データを出したり、さまざまな使い方ができる。今回は主要ツールを一通りまとめた。
- TFTのオーバーレイツールの種類と違い
- 各ツールの主な機能と導入方法
- 配信者向けTwitch連携の使い方(MetaTFT)
- Riotの公認状況と注意点
オーバーレイツールとは?
TFTのオーバーレイツールとは、試合中にゲーム画面に重ねて情報を表示するソフトのことだ。たとえば「このアイテムとあのアイテムを合わせると何ができるか」「今のメタで強い構成は何か」「相手の盤面は今どうなっているか」といった情報を、Alt+Tabせずにゲーム内で確認できる。プレイ支援だけでなく、配信者が視聴者に情報を見せるためのツールとしても使われている。
① MetaTFT App(Overwolf)
TFTオーバーレイといえばまずこれ、というくらい定番のツール。Overwolf経由でインストールし、試合中に「ライブボード」「勝率予測」「マッチアップトラッカー」などデータをフル活用できる。配信者向けのTwitch Extension連携機能もある(後述)。
・マッチアップトラッカー:対戦相手の構成を追跡
・勝率予測:現在の盤面での勝ち率をAIが算出
・オーグメントのTier表示
・詳細なマッチ履歴(ラウンドごとのデータ)
・言語設定で日本語対応あり
▲ オーグメント選択画面にTierが表示される
▲ 対戦前にYour Board vs Opponentの盤面比較と勝率(~93%)をリアルタイムで表示
metatft.com/downloadからOverwolfごとインストール。重要:MetaTFT Appを先に起動してからLoLクライアントを開くこと。逆順だとインゲームに反映されない。
②試合中の使い方
・試合開始後、画面に自動でオーバーレイが表示される
・ライブボード:自分の現在の盤面が表示される。ユニットをクリックすると「このユニットに今つけるべき最適アイテム」のページへ直行できる。持っているアイテムが自動フィルターになる
・マッチアップトラッカー:今ゲームで誰と対戦したか、相手の構成を履歴で確認できる
・勝率予測:現在の盤面で次の対戦相手に勝てる確率をAIが算出
・オーグメント情報:各オーグメントの採用率・平均順位データが選択画面で表示される
③よくあるトラブル
・ライブボードが更新されない→Overwolfを管理者として再起動
・パッチ直後は機能停止になりやすい(24時間以内に復旧するのが通常)
・RivaTuner・Nahimic・MSI Afterburnerと競合するケースあり→これらを切って試す
※「MetaTFTだけ使ってて録画・振り返りができていない」という声をよく見かける。その場合はTFT Academy Overlayと併用するか乗り換えを検討してもいい。
(配信者向け)MetaTFTにはTwitchの拡張機能として、配信画面に盤面情報を表示する機能がある。視聴者が配信を見ながら現在のオーグメント選択・ロビー情報などをインタラクティブに確認できる仕組みだ。
2. 「MetaTFT Live」を検索してインストール
3. 「My Extensions」タブで「Set as Overlay 1」をクリック
4. MetaTFT Appを起動→右上のTwitchメニューからTwitchアカウントを連携
5. 連携後、試合中は自動的にデータがTwitchに配信される
Riotのスカウティングツールとしての懸念を受け、現時点ではライブボードデータのTwitch配信が停止されている。ロビーのランク表示・直近の試合データなどの機能は引き続き使用可能。
② TFT Academy Overlay
MetaTFTほど知名度はないが、Overwolf不要で動く独立アプリとして静かに注目が集まっているツール。試合開始を自動検出して起動するため設定がほぼ不要で、リプレイ録画機能が特に評判がいい。日本のTFTプレイヤーからも口コミが広がっており、いいね340・閲覧2.8万超のポストも出ている。
・オーグメントシナジー情報:どのオーグメントが現在の構成と相性がいいかをリアルタイムで表示
・メタ追跡:パッチごとのメタシフトを自動反映した情報を常に最新状態で提供
・リプレイ機能:試合を自動録画し、重要なラウンドをハイライト。ボード構成・ゴールド・HP・レベリングペースをラウンドごとに記録し、どのターンで差がついたかを分析できる
公式サイト(tftacademy.com/overlay)からインストーラーをダウンロード。通常のアプリと同じ手順でインストールするだけ。Overwolfなどの別ソフト不要。
②起動
TFT Academyアプリを起動した状態でTFTをいつも通り起動する。試合が始まると自動でオーバーレイが立ち上がる。設定は不要。
③試合中の使い方
・画面上部に「All Comps」ボタン→クリックで現在メタの構成一覧を確認
・今狙っている構成を選ぶと、必要なユニットがショップにマークされる(チャンプマーキング)
・オーグメント選択時は各オーグメントにティア評価(S/A/Bなど)が表示される
・画面下部の「Tips」パネルに構成ごとのアドバイスがリアルタイムで出てくる(アイテム優先度・保持すべきユニットなど)
④試合後の振り返り(リプレイ)
試合が終わると自動でリプレイが保存される。左側のラウンドタイムラインをクリックして特定のラウンドに飛べる。右側にラウンドごとのWin/Lose・HP・LevelUpがリスト表示されるので、どのラウンドで差がついたかを確認しやすい。
▲ TFT Academy Overlayの実際の画面。上部に構成のユニット一覧(All Comps)、下部にその構成向けのTipsが表示されている
日本のプレイヤーの声
【TFTアカデミーを信じろ】
— ginya916/ギンヤ/OHKNG (@Ginya_76) April 17, 2026
アプリ(オーバーレイ)入れてみた!!
機能→使ってみてhttps://t.co/JjzpbHb6W9
オーグ評価/チャンプマーキング/構成カンペ/アドバイス pic.twitter.com/giTxajUQqy
マジでこのアプリ最強
— ginya916/ギンヤ/OHKNG (@Ginya_76) May 15, 2026
世界王者のオーグメントアイテムティアリストがオーバーレイするから実質世界王者になれる
今すぐTFTアカデミーをプレイ‼️Up! Up! Win!(https://t.co/JjzpbHb6W9) pic.twitter.com/kevKXnIXBp
③ Blitz.gg TFT Overlay
League of LegendsやValorantでも有名なBlitz.ggのTFT版オーバーレイ。シンプルで動作が軽いのが特徴。
▲ ゲーム画面に重なって表示されるBenchmarkingオーバーレイ(LVL・ボードバリュー・利子などをリアルタイム表示)
▲ 現在メタの構成一覧がゲーム内でそのまま確認できるCompsオーバーレイ
・Comps Overlay:最新メタの構成一覧とアイテム推奨
・Leveling Overlay:レベリングのブレークポイント表示
・オーグメントのティア情報・過去の対戦履歴追跡
④ Mobalytics TFT Overlay
「セカンドスクリーンが不要になる」をキャッチコピーにしているインゲームアシスタント。試合開始と同時に自動表示される。
・キャリー向けのアイテム推奨
・各ステージのレベリング・ロールダウンタイミング案内
・ほぼゼロ設定で動作
Riotの公認状況
TFT Academy・MetaTFT・Blitz.gg・Mobalytics はいずれもRiotのサードパーティポリシーに準拠しており、使用によるBANリスクはないとされている。MetaTFTのTwitch ExtensionでライブボードデータがRiotの指摘で停止されたように、Riotはスカウティング用途になる機能については規制を行っている。常に各ツールの公式ページでRiotのスタンスを確認しておくのが無難だ。


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